ホームページに何を載せればいいか、迷ってませんか?

中小企業のホームページに必要な要素は、実はシンプルです。3つの視点で整理すれば、迷わず構成が決まります。

迷わず構成が決まる
「ホームページに何を載せればいいか分からない」を解決する3つの視点

Introduction

ホームページを作ろうとしたとき、最初にぶつかる壁が「何を載せればいいか分からない」です。会社案内、サービス紹介、お知らせ、お客様の声…。情報は山ほどあるのに、優先順位がつかない。実はホームページの中身は『誰に』『何を伝え』『どう動いてほしいか』の3つを決めるだけで、自然と決まります。中小企業の経営者が迷わず構成を組める考え方を、実例付きで解説します。

「そろそろ、うちもホームページを作ろう」。そう思っていざパソコンの前に座ったのに、最初の一行を書く前に手が止まってしまう──こんな経験は、めずらしくありません。

会社の沿革、サービスの紹介、料金、スタッフのあいさつ、お客様の声、ブログ、アクセスマップ……。載せられそうな情報は、頭の中に山ほどあります。あるのに、いざ並べようとすると「で、結局いちばん最初に何を見せればいいの?」で止まってしまう。情報が多いほど、かえって迷子になるのです。

迷う原因は、たいていひとつです。「何を載せるか」から考え始めていること。順番が、逆なのです。ホームページの中身は、いきなり考えても決まりません。先に答えるべきは、「誰に伝えるか」「何を伝えるか」「どう動いてほしいか」という3つの問いです。

先に決めるのは、この3つ

誰に伝えるか

読む人を「ひとり」に絞る

何を伝えるか

相手の不安に先回りして答える

どう動いてほしいか

ゴール(次の行動)を1つ決める

ホームページに載せる中身が、自然と決まる

3つの問いがはっきりすると、必要な情報とその順番が見えてきます

難しい知識はいりません。3つの視点を、順番に見ていきましょう。

視点①:誰に向けるか ── 読む人を「ひとり」に絞る

最初の問いは「このページは、誰に読んでほしいのか」です。

ありがちな失敗は、「みんなに見てほしいから、みんなに向けて書く」こと。気持ちは分かるのですが、これをやると文章がぼんやりして、結局誰の心にも刺さらないページになってしまいます。

おすすめは、読み手をたったひとりに絞ってみることです。たとえば工務店さんなら、「築20年の自宅をリフォームしたいけれど、大手に頼むと高そうで不安な、50代のご夫婦」。これくらい具体的に思い浮かべると、書くべき言葉が自然と変わってきます。

「みんな」に向けた文章より、「あなたのことです」と語りかける文章のほうが、読んだ人は自分ごととして受け取ってくれます。まずは、いちばん来てほしいお客様の顔を、ひとり思い浮かべてみてください。

視点②:何を伝えるか ── その人の「不安」に先回りして答える

相手が決まったら、次は「その人に、何を伝えれば安心してもらえるか」です。

ここで多くのホームページがやってしまうのが、「自分が言いたいこと」ばかり並べてしまうこと。創業◯年、施工実績◯件、こだわりの技術……。もちろん大事なのですが、お客様が本当に知りたいのは、実はもっと手前のことだったりします。

「いくらくらいかかるの?」「相談だけでもいいの?」「強引に契約させられないかな?」「ちゃんと話を聞いてくれる人なのかな?」──こうした素朴な不安に先回りして答えるだけで、ページの信頼感はぐっと上がります。

伝える中身に迷ったら、ふだんお客様によく聞かれる質問を3つ思い出してみてください。その答えこそ、ホームページに真っ先に載せるべき内容です。

視点③:どう動いてほしいか ── ゴール(次の行動)を1つ決める

3つ目は「読んだあと、お客様にどう動いてほしいか」です。

これが、いちばん忘れられがちな視点です。きれいなホームページができても、「で、気に入ったらどうすればいいの?」が分からなければ、お客様はそっとページを閉じてしまいます。

だから、ゴールをはっきり1つ決めましょう。「電話してほしい」「フォームから問い合わせてほしい」「まずは資料を見てほしい」。何でも構いませんが、欲張って3つも4つも置かないのがコツです。出口がたくさんあると、人は逆に動けなくなります。

そして、そのゴールへの入口(ボタンやリンク)は、目立つ場所に、分かりやすい言葉で置く。「お問い合わせはこちら」よりも「まずは無料で相談する」のほうが、一歩を踏み出しやすいですよね。

Before / After ── 美容室の例で見てみる

3つの視点を、ひとつの例で並べてみます。

Before(よくあるホームページ)
トップページに、お店の外観写真とともに「当店は最新の技術と確かな実績で、お客様に最高の癒やしを提供します」。立派ですが、誰に向けたものか分からず、次に何をすればいいかも書かれていません。

After(3つの視点で整理したあと)
- 誰に → 「白髪が気になり始めたけれど、明るく見せたい40代の女性」
- 何を → 「しみないカラー剤を使っているか」「相談だけでもOKか」という不安への答え
- どう動いてほしいか → 「初めての方限定クーポンで予約する」ボタンをひとつ

同じお店でも、伝わり方がまるで変わります。情報を増やしたのではなく、並べ直しただけ。これが3つの視点の力です。

T'Z Atelier では、ここを一緒に整理します

とはいえ、「自分のお店を、誰に・何を・どう、なんて客観的に決めるのは難しい」というのが本音だと思います。自分のことほど、見えにくいものです。

T'Z Atelier では、ホームページを作る前に、まずこの3つの視点をお客様と一緒に言葉にするところから始めます。専門用語は使いません。世間話のように、ふだんの仕事のことを聞かせていただくなかで、「いちばん来てほしいお客様」と「伝えるべきこと」を一緒に見つけていきます。

おわりに

ホームページの中身は、デザインの良し悪しよりも前に、「誰に・何を・どう動いてほしいか」で決まります。この3つさえ押さえれば、もう「何を載せればいいか分からない」と手が止まることはありません。

それでも頭の中が整理しきれないときは、ひとりで抱え込まずにご相談ください。漠然としたお悩みの段階で大丈夫です。お話を伺いながら、その会社にいちばん合うホームページの形を、一緒に考えます。お気軽にどうぞ。

漠然としたご相談でも、大丈夫です。

ホームページ、ちゃんと作りませんか。

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